精神病診断はとっても簡単【まずは病院で医師と話をしてみましょう】

中年女性

難しい分野なのです

診察室

悩みすぎは要注意です

精神病の診断は専門家でも非常に難しいとされています。これまでの研究成果をベースにして、いくつかのガイドラインがあり、判断の目安として利用されています。精神病専門の医療機関では担当医が患者に質問をし、行動を観察し、家族への聞き取りを行い、ガイドラインと照らし合わせるのが一般的です。幼少期の親子関係や生育歴、既往症も調べ、情報を積み重ねながら患者を多面的に診断していきます。そんな努力をしても、診断に完璧はありません。処方される薬が合わず、症状が改善されないこともありますし、病名が間違うこともあります。まだ未解明な内容の多い、難しい分野だと言うことを念頭に置くことが大切で、心配や不安心理は症状を悪化させる要因であることをインプットしておきましょう。治療には時間が掛かることが普通ですので、焦らずに専門医のアドバイスを実践していくことが重要です。人の心の状態にはよいときもあれば、よくないこともあり、幅があるのが普通なので、悩みすぎないことが大切です。よく食べて、よく眠れば自然と改善していくこともあるのです。

セルフチェックが目安に

心の不調を感じたら、セルフチェックを行うと、精神病の診断の目安になります。いくつかの項目に「はい」か「いいえ」で答える簡単なものなので、鉛筆があればチェックできます。例えばこんな質問があります。「仕事や家事に集中したり、決断することができない」「何に対しても興味がわかず、疲れを感じる」「食欲がない」「夜、ぐっすり眠れない」「なんとなく心が重い」など心や身体についての質問が10〜30項目程度リストアップされています。「はい」か「いいえ」の数によって、精神病の症状の重さを判断できるようになっており、これらが2週間以上続くようなら医療機関への受診が勧められます。ただ、ガイドラインと同じように、こちらも完璧な判断ができるわけではありません。翌日にチェックしたら、結果がよくなることも珍しくありませんし、悪い結果を鵜呑みにして落ちこむのは早計です。チェックシートの種類を換えたら、結果が変わることもあるのです。大切なのは、わずかな不調を気にしすぎないことです。生活リズムを整え、休養を摂っても改善しないようなら医療機関を受診しましょう。